なぜiPhoneの画面が暗くなるのか
iPhoneの画面が暗いままだと操作が不便になるだけでなく、iPhone本体に何か問題があるのではと不安に思うでしょう。原因や対処方法を知らないユーザーは安易に修理に出してしまい、不要な修理費を払ってしまうことがあります。
画面が暗くなる症状の原因は設定トラブルであることがほとんどであり、設定内容を見直すだけで改善してしまう可能性が高いです。設定内容を見直しても改善しない場合、他の対処方法も実践してみましょう。
今回の記事では、iPhoneの画面が暗くなってしまう症状の原因と今すぐできる対処方法について、詳しく解説します。ぜひ最後までご覧ください。
5つの設定トラブルによってiPhoneの画面は暗くなる
iPhoneの画面が暗くなる原因として、以下の5つの機能に設定トラブルが発生していることが考えられます。
- 明るさの自動調整機能の設定トラブル
- 自動ロック機能の設定トラブル
- 低電力モードの設定トラブル
- ダークモードの設定トラブル
- ナイトシフト機能の設定トラブル
各機能の設定トラブルについて、詳しく解説します。
明るさの自動調整機能の設定トラブル
iPhoneの画面が暗くなってしまった場合、周囲の明るさを感知して自動的に画面の明るさを調整できるようにする「明るさの自動調整機能」に設定トラブルが発生している可能性が高いです。
「設定」アプリから「アクセシビリティ」の項目をタップして、「画面表示とテキストサイズ」のなかの「明るさの自動調整」をオフにすることで、画面が急に暗くなってしまう症状を回避できます。
自動ロック機能の設定トラブル
iPhoneを一定時間操作しないと自動的にスリープ状態にする機能である「自動ロック機能」の設定時間が短すぎる場合、頻繁に画面が暗くなってしまうことがあります。
「設定」アプリから「画面表示と明るさ」の項目をタップして、「自動ロック」の項目からユーザーの好みに応じた設定時間に変更できます。
低電力モードの設定トラブル
バッテリー残量が少ないときにiPhoneの動作を制限して消費を抑える機能である「低電力モード」が有効になっていると、画面の明るさが通常よりも低く設定されるため、画面が暗く感じることがあります。
画面を上から下へスワイプすることで表示される「コントロールセンター」から、簡単に低電力モードをオンやオフへ変更できます。
ダークモードの設定トラブル
周囲が明るい環境でもiPhoneの画面が暗く感じてしまう場合、目の疲れを軽減するための機能である「ダークモード」がオンになっていないのか確認してみましょう。
ダークモードがオンになっている場合、画面が黒を基調としたテーマになります。
「設定」アプリから「画面表示と明るさ」の項目の「自動」をオフにすることで、画面が常に白を基調とした明るいテーマに戻せます。
ナイトシフト機能の設定トラブル
夜間に画面の色温度を暖かくして目の負担を軽減する機能である「ナイトシフト」が原因で、iPhoneの画面が暗く見えてしまうことがあります。
コントロールセンターから明るさ調整アイコンを長押しして「Night Shift」ボタンをタップすることによって、簡単にナイトシフトをオンやオフに切り替えられます。
設定内容の見直しでもiPhoneの画面が暗い状態の対処方法
設定内容を見直してもiPhoneの画面が暗い場合、以下の3つの対処方法を実施してみましょう。
- 対処方法1:起動中のアプリを一括終了
- 対処方法2:強制再起動の実施
- 対処方法3:iOSを最新バージョンへアップデート
各対処方法について、詳しく解説します。
対処方法1:起動中のアプリを一括終了
多数のアプリを同時に起動していたり重いアプリを長時間使用してたりする場合、iPhoneのメモリ(RAM)やCPUの負荷が過剰になってしまい、画面が自動的に暗くなることがあります。
起動中のアプリを一括終了することでメモリ(RAM)やCPUの負荷が減って動作が軽くなるため、画面が暗くなる症状が改善される可能性が高いです。
iPhoneの画面の下から上にスワイプして中央で停止することにより、起動しているアプリを確認できるようになるアプリスイッチャーの画面が表示されます。アプリスイッチャーの画面に表示されているアプリは、上方向にスワイプすることによって終了できます。
対処方法2:強制再起動の実施
システムエラーや一部の不具合を解消する効果がある強制再起動を実施することで、iPhoneの画面が暗くなる症状が改善される可能性があります。
iPhoneの強制再起動の手順は、以下の内容を参考にしてください。
- iPhone 8以降:音量の上げ下げをすばやく行った後にサイドボタンを長押しする
- iPhone 7/7 Plus:サイドボタンと音量を下げるボタンを同時に押し続ける
- iPhone 6s以前:ホームボタンとスリープボタンを同時に押し続ける
iPhoneの画面が暗くなる以外の症状でも、強制再起動の実施によって改善されることが多いです。
対処方法3:iOSを最新バージョンへアップデート
iOSバージョンが古いと既知のバグが含まれていることが多いため、iPhoneの画面が暗くなることが多いです。iOSを最新バージョンにアップデートすることで、画面が暗くなる症状が改善される可能性があります。
「設定」アプリから「一般」の項目をタップして、「ソフトウェアアップデート」をタップします。利用可能なアップデートが表示された場合、「ダウンロードしてインストール」をタップして、iOSを最新バージョンへアップデートさせましょう。
事前にiPhoneをWi-Fiに接続して充電が50%以上の状態にしてから、iOSのアップデートを実施してください。
iPhoneの画面が暗くなる症状の修理費の目安
iPhoneの画面が暗くなる症状をどのように対処しても改善されない場合、ハードウェアの修理が必要になることがあります。
修理費用は15,000円〜 50,000円程ですが、AppleCare+適用時には5,000円以下となり、修理費用が低価格に抑えられることが多いです。
しかし、修理を依頼する業者がAppleの正規業者なのか非正規の業者なのかによって、費用が異なってきます。修理を依頼する前に、修理費用の見積もりを出してもらって比較することが大切です。
iPhoneの画面が暗くなる症状が直らない場合はナオセル買取へ
今回の記事で紹介した対処方法を実施してもiPhoneの画面が暗い状態が続いている場合、「ナオセル買取」で買取に出してみましょう。
ナオセル買取では申込から出金までのすべての工程をオンラインで完結できるため、簡単にiPhoneを買取に出せます。画面が暗くなる症状が改善しなくても適正価格で買い取ってもらえるため、次のiPhoneの購入資金の一部になります。
iPhoneの画面が暗くなる問題は、多くが設定の見直しやアプリの一括終了などの簡単な操作で改善できますが、あらゆる対処方法を実践しても直らない場合はナオセル買取で買取に出してみてはいかがでしょうか。