iPhoneのFace IDの設定方法が難しいと悩む人が多いです
iPhoneX以降にホームボタンが廃止されたことで、指紋認証によるiPhoneのロック解除に代わり、顔認証「Face ID」によるロック解除機能が追加されました。
手が汚れていても、両手が塞がっていてもiPhoneのロックを解除できるため、便利な機能として人気です。
しかし、初めてFace ID付きのiPhoneを使う方にとっては、設定方法が難しく感じ、うまく設定できない方もいます。
そこで今回の記事では、iPhoneのFace IDの設定方法を5つのステップで解説します。
iPhoneのFace IDとは？
iPhoneのFace IDは、顔認証技術のことです。
iPhoneの最新モデルに搭載されているセキュリティ機能であり、ユーザーがiPhoneを使用する際に顔を認識してロックを解除するために使用されます。
Face IDは、顔の特徴をスキャンして3Dマッピングを行い、顔の形状や輪郭、特徴点を認識するという仕組みです。この技術により、他人による不正なアクセスを防ぎ、高度なセキュリティを実現しています。
さらにFace IDは、iPhoneのロック解除だけでなく、アプリやオンラインサービスの認証にも使用されることがあります。
iPhoneのFace IDの設定方法5ステップ
ステップ1：設定のFace IDとパスコードを選択
iPhoneの設定アプリを開き、「Face IDとパスコード」をタップします。
ステップ2：Face IDのセットアップを選択
Face IDとパスコードの設定画面で、「Face IDを設定」をタップします。
ステップ3：フレーム内に顔を合わせる
iPhoneがFace IDのセットアップを開始したら、画面に表示される指示に従って、顔をiPhoneのフレーム内に合わせます。顔を正面に向け、画面に表示されたフレーム内に顔を収めます。
ステップ4：フレーム内で顔で円を描く
顔がフレーム内に収められたら、iPhoneが自動的に顔のスキャンを開始します。画面に表示される指示に従って、顔で画面上の円を描きます。これにより、iPhoneが顔の3Dマッピングを行い、Face IDを正確に設定します。
ステップ5：設定完了
顔のスキャンが完了すると、Face IDの設定が完了します。iPhoneが顔を認識し、ロック解除や認証に使用できるようになります。設定が完了したら、「設定完了」をタップして、Face IDのセットアップを終了します。
これで、iPhoneのFace IDが正常に設定されました。 Face IDを使用してiPhoneをロック解除したり、アプリやオンラインサービスに安全にアクセスしたりできます。
マスクやメガネ着用時にiPhoneのFace IDを使うための設定方法
素顔でFace IDに登録した場合は、マスクやメガネを着用した状態では、うまくロックを解除できません。しかし、常に素顔というわけではなく、マスクやメガネを着用した状態でiPhoneを使う方も多いですよね？
そこでここからは、マスクやメガネを着用した状態でFace IDを使う方法を解説します。
マスク着用時にFace IDを使う設定方法
マスク着用時にFace IDを使うための設定方法も、先ほど解説したFace IDの設定方法と基本的には同じです。
以下の通りに設定を進めてください。
・「設定」アプリを開く
・「Face IDとパスコード」をタップ
・「マスク着用時Face ID」をオンに
・画面の指示に従って顔をスキャン
メガネ着用時にFace IDを使う設定方法
マスクと同じく、メガネ着用時にFace IDを使うためにも別途追加の設定が必要です。手順は以下の通りです。
・「設定」アプリを開く
・「Face IDとパスコード」を選択
・「メガネを追加」を選択
・画面の指示に従って顔をスキャン
ただし、日常的にメガネを着用している方は、複数のメガネを使い分ける方も多いですよね？
そのような方のために、iPhoneにはメガネをかけた姿を最大4つまで設定できます。
iPhoneのFace IDが使えない時の原因と対処法
iPhoneのFace ID機能は、基本的にはスムーズに動作することが多いですが、稀にFace IDが使えないことがあります。
Face IDがうまく使えない時には、以下のような原因が考えられます。
・原因1：iOSの不具合
・原因2：Face ID用カメラの故障
・原因3：Face IDの設定ミス
・原因4：使っているiPhoneにFace ID機能が搭載されていない
・原因5：顔がマスクや帽子で隠れている
・原因6：App StoreでFace IDを許可していない
・原因7：再起動時にパスコードを入力していない
各不具合の原因に対する対処法は以下の関連記事で詳しく解説しています。合わせてご覧ください。
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Face IDが使えなくてもタッチパネルさえ使えれば、iPhone自体は操作可能です。
しかし、Face IDが使えた方が圧倒的に便利ですので、Face IDが壊れたことがきっかけにiPhoneを買い替える方が多いです。
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