修理業者に頼らずにFace IDの症状を直す方法とは?
iPhoneのFace IDが使えない問題に直面したとき、多くのユーザーは「修理が必要かな」と考えてしまいがちです。修理費用がかかってしまうことを恐れて我慢して使い続けたり、手放したくなくても買取に出してみたりするユーザーも沢山います。
しかし、Face IDのトラブルは「修理をしなければ直らない」というわけではありません。Face IDが使えない症状に直面した時には、簡単な対処方法を実践するだけで解決することがあります。
今回の記事では、Face IDが使えない原因や対処方法、対処方法を試しても直らなかった際の修理費用の目安や買取に出す際におすすめな買取業者について解説しています。買取や修理以外の選択肢が必ず見つかる内容となっているため、ぜひ最後までご覧ください。
iPhoneのFace IDが使えない5つの原因
iPhoneのFace IDが原因として、以下の5つが挙げられます。
- 原因1:iOSの不具合
- 原因2:TrueDepthカメラの不具合
- 原因3:Face IDの設定ミス
- 原因4:顔がマスクや帽子で隠れている
- 原因5:再起動時にパスコードを入力していない
5つの原因について、詳しく解説します。
原因1:iOSの不具合
Face IDが使えなくなっている原因は、iOSの不具合であることが多いです。
古いバージョンのiOSを使い続けていたり、最新版のiOSのアップデート中にWi-Fiが途切れてエラーが発生したりした場合、Face IDが正しく機能しなくなることがあります。
原因2:TrueDepthカメラの不具合
赤外線や深度センサーを使用して顔の詳細情報をキャプチャする部品であるTrueDepthカメラの不具合が原因で、Face IDが使えなくなっていることがあります。
たとえば、ケースやフィルムがカメラ部分を覆ってしまっていたり、落下や衝撃によってTrueDepthカメラが損傷していたりする場合、ユーザーの顔を認識できなくなるためFace IDが使用できなくなります。
原因3:Face IDの設定ミス
Face IDが使えない場合、設定ミスが原因となっていることがあります。
たとえば、照明が暗かったり顔の位置が適切でなかったりして環境や操作手順に誤りがあった場合、Face IDの登録が不完全になっている可能性が高いです。
原因4:顔がマスクや帽子で隠れている
Face IDが使用できなくなっている場合、マスクや帽子、サングラスなどで顔が隠れていることが原因である可能性が高いです。
Face IDは顔全体の特徴を読み取っているため、顔の一部が隠れているとFace IDの認識精度が低下してしまい、使用できなくなることがあります。
原因5:再起動時にパスコードを入力していない
iPhoneの再起動時にパスコードを入力していないことが原因で、Face IDが使えなくなっていることがあります。
セキュリティの観点から設定されている仕様であり、iPhoneを再起動した後にFace IDを再び使用するには、必ずパスコードを入力しなければなりません。
Face IDが使えない時の対処法
iPhoneのFace IDが使えなくなった時には、以下の5つの対処方法を試してみてください。
- 対処方法1:iPhone本体の再起動
- 対処方法2:Face IDのリセット
- 対処方法3:Face IDの設定確認
- 対処方法4:TrueDepthカメラの状態を確認
- 対処方法5:もう一つの容姿を登録
各対処方法について、詳しく解説します。
対処方法1:iPhone本体の再起動
ソフトウェアのエラーや不具合が原因でFace IDが使用できなくなっている場合、再起動によってシステムがリフレッシュされて症状が解決されることが多いです。
iPhone本体のサイドボタンと音量ボタンを押し続けて、画面に「スライドで電源オフ」と表示されたらスライダーを動かして電源を切ります。電源を切った後にサイドボタンを押すことで本体の電源が入り、再起動が完了します。
対処方法2:Face IDのリセット
Face IDの設定や登録情報に誤りがある場合、Face IDをリセットして新たに設定し直すことで問題が解決することが多いです。
「設定」アプリから「Face IDとパスコード」を選択して、パスコードを入力します。入力後に「Face IDをリセット」をタップして現在のFace ID設定を削除した後、再度「Face IDを設定」を選択して顔の詳細情報を登録すればFace IDをリセットできます。
対処方法3:Face IDの設定確認
一部のアプリでFace IDが無効化されていたり、認証に必要な許可が設定されていなかったりすることでFace IDが動作しないことがあるため、ロック解除やApp Store、Apple Payなどのアプリで設定に誤りがないのか確認しましょう。
「設定」アプリから「Face IDとパスコード」を選択して、パスコードを入力します。入力後に「Face IDを使用する」を選択して各アプリのスライダーを動かすことで、Face IDを有効にできます。
対処方法4:TrueDepthカメラの状態を確認
TrueDepthカメラが汚れていたり破損していたりする場合、Face IDは使用できません。
カメラ部分に傷やひびがある場合は修理が必要になりますが、カメラ部分の汚れをマイクロファイバークロスで拭き取ったり、スマホケースや保護フィルムがカメラ部分を覆っていたりしていないか確認して対処することで、Face IDが使用できるようになります。
対処方法5:もう一つの容姿を登録
「もう一つの容姿」を登録することによってFace IDの認識精度が向上され、マスクや眼鏡を着用していたり顔が腫れていたりするような状態の顔でも、使用できるようになることが多いです。
「設定」アプリから「Face IDとパスコード」を選択して、パスコードを入力します。入力後に「もう一つの容姿を設定」を選択して画面の指示に従って操作することによって、普段と異なる状態の顔でも使用できるようになります。
Face IDが使えないiPhoneの修理費用の目安
Face IDが使えない原因がハードウェアの不具合である場合、修理が必要です。
修理費用は修理を依頼する業者や修理箇所などによって大きく異なりますが、一般的な修理費用の目安の参考として以下の内容を確認してください。
- AppleCare+の加入中や端末の保証期間内の場合:0円〜4,000円程度
- 端末の保証期間を過ぎている場合:15,000円〜50,000円程度
- Face ID関連部品の交換が必要な場合:10,000円〜30,000円程度
Face IDの故障による修理を依頼する時は、Apple公式と非公式の修理業者で見積もりを取り、修理費用や修理後の保証を比較してから依頼するのが賢明です。修理中にデータが消失する可能性があるため、事前にバックアップを取ることも忘れてはいけません。
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