スマホが熱くなった時は早めの対処が必要不可欠
スマホが熱くなった際に氷水に付けたり冷蔵庫に入れたりするような対処をしてしまう方もいますが、絶対に行ってはいけません。必ず正しい対処法を早めに行って改善できないのか試すことが、何よりも大切です。
今回の記事では、熱くなる症状が起こりやすいスマホの特徴や熱くなる症状に有効な正しい対処法、熱くさせないための秘訣を解説します。スマホが熱くなる症状で悩んでいる方は、ぜひ最後までご覧ください。
熱くなる症状が起こりやすいスマホの3つの特徴

熱くなる症状が起こりやすいスマホの特徴について、詳しく解説します。自身のスマホが、次の特徴に当てはまっていないのか確認しましょう。
特徴1:バッテリーが劣化している
劣化したバッテリーは、少しの操作でも熱くなりやすいです。「バッテリー部分が熱い」と感じたら、バッテリーが劣化している可能性が高いです。
特徴2:ストレージが圧迫されている
写真やアプリなどを溜め込んでストレージが圧迫されているスマホは、内部処理がスムーズに行えなくなります。結果として、データの処理時に熱くなりやすくなります。
特徴3:処理が重い操作を多用している
処理が重い操作を多用しているスマホも、熱くなりやすいです。長時間のゲームや4K動画視聴などはCPUに大きな負荷をかけてしまって、熱くなりやすくなります。
スマホが熱くなる症状に有効な対処法10選

スマホが熱くなったときには、次に紹介する対処法を実践してください。各対処法を実践して、早期解決できるようにしていきましょう。
対処法1:再起動する
バックグラウンドで動き続けているシステム処理が蓄積されるとCPUに負荷がかかってしまい、スマホが熱くなりやすくなります。再起動で今まで蓄積されたシステム処理をリセットできるため、熱くなったときに有効な対処法です。
対処法2:充電を中断する
充電中のスマホはバッテリー内部が活発に稼働しているため、熱くなりやすいです。熱いと感じたら、すぐに充電を中断しましょう。
対処法3:涼しい場所に置く
屋外や直射日光の当たる窓際などは、スマホの温度が上昇しやすいです。熱いと感じたら、クーラーの効いた部屋や扇風機の近くなどの涼しい場所に置くだけで熱が下がっていきます。
対処法4:スマホケースを外す
分厚いシリコンケースや耐衝撃性の高いハードカバーなどのスマホケースは放熱の妨げとなってしまうため、熱くなりやすいです。「熱くなった」と感じたら、ケースを外してスマホ本体を裸の状態にしましょう。
対処法5:画面の明るさを下げる
画面の明るさが高いと内部のバックライトが常に高出力で稼働し続けてしまい、画面周辺が熱を持ちやすくなります。
明るさを自動で変える設定にしたり適度に下げたりするだけでも、対処法として有効です。
対処法6:アプリの通知をオフにする
SNSやゲームなどのアプリが通知を飛ばしているとCPUに負荷がかかってしまい、熱がこもりやすくなります。
設定アプリから「通知」の項目を開いて、不要なアプリの通知はオフにしましょう。
対処法7:アニメーション効果を減らす
アニメーション効果(画面の切り替え時の動き)を利用するたびにCPUが動作するため、アニメーションの連続によってスマホが熱くなりやすくなります。
アニメーションを減らしたり完全にオフにしたりすることが、対処法として有効です。
対処法8:自動同期の設定をオフにする
自動同期の設定がオンの状態は通信とデータ処理を繰り返している状態でもあるため、スマホが熱くなりやすくなります。
利用用途に合わせて自動同期のオン・オフを切り替えて、発熱を抑えましょう。
対処法9:利用中のアプリをすべて終了する
複数のアプリを同時に動かしていると各アプリがバックグラウンドでも処理を続けているため、スマホが全力稼働の状態になってしまって発熱が進みます。利用し終えたアプリは、こまめに終了させましょう。
対処法10:不要な写真・動画・アプリは削除する
不要な写真・動画・アプリが大量に保存されているとストレージの空き容量が不足してしまい、スマホが熱くなりやすくなります。
写真や動画は、GoogleフォトやiCloudなどにバックアップした後に削除するのが有効な対処法です。不要なアプリも、思い切って削除しましょう。
スマホを熱くさせないための5つの秘訣

スマホを熱くさせない秘訣についても、詳しく解説します。次の秘訣を学んで、熱くさせないように予防しましょう。
秘訣1:定期的にOSをアップデートする
古いOSのままだとバッテリーに負荷がかかってしまい、熱くなりやすくなります。通知が来てからすぐにOSをアップデートして、熱くさせないようにしましょう。
秘訣2:アプリの利用後毎に終了させる
アプリが終了していない状態が続くとバッテリーに負荷がかかってしまい、スマホが熱くなりやすくなるため、利用後は必ず終了させましょう。
アプリの終了方法は、iPhoneではホーム画面で上にスワイプしてアプリ一覧を表示して利用後のものをスワイプするだけです。Androidでは、タスクマネージャーを起動して不要なアプリをスワイプすれば終了できます。
秘訣3:位置情報アプリの利用を見直す
GPSは大きな電力を消費する機能であるため、複数のアプリが位置情報を使っているとスマホに負荷がかかってしまって熱を持ちやすくなります。
位置情報の必要がないアプリは「使用中のみ許可」に変更して、バックグラウンドでGPSを利用しないようにしましょう。
秘訣4:アプリの自動起動を制御する
アプリの自動起動が繰り返されるとCPUに負荷がかかってしまい、スマホが熱くなりやすくなります。
アプリの自動起動を制御することで発熱対策になるため、どのアプリが自動起動しているのか設定アプリから確認しましょう。
秘訣5:充電中の利用を控える
バッテリーは充電だけでも熱を持ちやすいため、充電中に動画視聴やゲームなどのCPUに負荷がかかる操作が加わることで急激な温度上昇が起こります。
発熱を抑えるために、充電中はスマホを操作せずに放置するのがベストです。
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スマホが熱くなる原因を知って正しく対処しましょう
スマホが熱くなる症状は、原因さえ理解できれば早めに対処・予防できます。今回の記事で紹介した対処法と熱くさせないための秘訣を実践することで、症状が改善できる可能性は高くなります。
「熱くなってきた」と感じたら無理して利用し続けるのではなく、今日から少しずつ利用方法や設定内容を見直しましょう。















