正規サービスと非正規店の違いを理解しよう
「最近バッテリーの減りが早い」「急に電源が落ちる」といった症状が発生すると、多くの方がバッテリー交換を検討し始めます。しかし、いざ交換しようと思っても「正規店と非正規店のどちらがいいの?」「費用はいくらかかるの?」というように、費用面で悩む方も多いです。
今回の記事では、iPhoneのバッテリー交換にかかる費用の相場や、正規・非正規の修理業者の特徴、交換時に必要なものを解説します。iPhoneのバッテリー交換で失敗を避けたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
正規の修理業者によるiPhoneのバッテリー交換の特徴3選
正規の修理業者によるiPhoneのバッテリー交換は、次に紹介する3つの特徴があります。各特徴について、詳しく解説します。
特徴1:Apple Care+の加入者は無料交換が可能
Appleの保証サービスの「AppleCare+」に加入している方でiPhoneのバッテリーの最大容量が80%未満である場合、無償でのバッテリー交換が可能です。Apple公式の修理サービスを無料で受けられるところが、正規の修理業者の魅力です。
特徴2:保証の未加入者にとって料金が高め
AppleCare+に加入していなかったり保証期間が切れていたりする場合は、有償でのバッテリー交換になります。Apple公式サイトによるとバッテリー交換の料金はモデルによって異なりますが、約12,800円〜15,000円が費用の相場であり、高めに感じてしまう方が多いです。
特徴3:Appleの純正部品を利用している
正規の修理業者によるバッテリー交換では、修理用の部品のすべてにAppleの純正部品が利用されています。安全性が高くて交換後の不具合が発生しにくいところも、正規の修理業者の魅力です。
非正規の修理業者によるiPhoneのバッテリー交換の特徴3選
非正規の修理業者には、次に紹介する3つの特徴があります。各特徴について、詳しく解説します。
特徴1:安価での交換が可能
ほとんどの非正規の修理業者では、iPhoneのバッテリー交換の費用が正規の修理業者よりも安価です。約5,000円〜8,000円で交換可能な場合が多いので、費用を安くしたい方におすすめです。
特徴2:即日対応が可能な店舗が店舗が多い
多くの非正規修理店では、即日でバッテリー交換を対応してもらえます。急いでバッテリーを交換したかったり店舗が近くにあったりする方には、利便性が高くておすすめです。
特徴3:修理後は保証から外れることがある
Appleのポリシーによって非正規業者での修理を行った場合、修理後はAppleの保証が無効になることがあります。今後もAppleの公式サポートを受けたいと考えている方は、非正規の修理業者の利用は慎重に検討しましょう。
iPhoneのバッテリー交換で必要な5つのもの
iPhoneのバッテリー交換を行う際は、次に紹介する必要な5つのものを準備してください。各必要なものについて、詳しく解説します。
必要なもの1:本人確認書類
正規店でのバッテリー交換を行う際には、不正利用や盗難端末の修理防止の目的で健康保険証やマイナンバーカードなどの本人確認書類の提示が必要です。
修理当日に書類不備で受付を断られることがないように、事前に必要書類を確認して必ず持参しましょう。
必要なもの2:Apple IDとパスワード情報
バッテリー交換の前には、iPhoneが盗難品でないことを証明する目的で「iPhoneを探す」の設定をオフにする必要があります。設定をオフにするためには、Apple IDとパスワードが必要です。
Apple IDとパスワードの情報が不明な場合、修理を受け付けてもらえないことがあります。万が一パスワードを忘れてしまった場合には、Apple公式サイトから再設定を行っておきましょう。
必要なもの3:データのバックアップ
iPhoneのバッテリー交換では基本的にデータは消去されませんが、バッテリー交換中にシステムが不安定になってデータが消えてしまう可能性はゼロではありません。
写真や連絡先、アプリなどの消えてしまうと困るデータは、すべてiCloudやPC経由で保存しましょう。
必要なもの4:Lightningケーブル
バッテリー交換中や交換後の動作確認のために、Lightningケーブルが必要になることがあります。
特に非正規業の修理業者を利用する場合はケーブルの貸出がないこともあるため、自分のケーブルでの充電チェックを求められるケースもあります。万が一に備えて、自身のLightningケーブルを持参するのがおすすめです。
必要なもの5:来店予約
Apple Storeや正規の修理業者では、iPhoneのバッテリー交換の際に来店予約が必要です。都心部や週末は混雑する傾向があるため、予約を取らずに訪問しても当日対応してもらえないことがあります。
Apple公式サイトや「Appleサポート」アプリを利用すれば、簡単に来店予約できます。修理日当日の待ち時間を減らすために、早めの来店予約を心がけましょう。
iPhoneのバッテリー交換の価格相場
iPhoneのバッテリー交換の価格相場は、次に紹介する内容のように正規・非正規によって異なります。各相場について、詳しく解説します。
正規の修理業者による価格相場
Apple公式サイトによるとiPhone 14以前のモデルでは、バッテリー交換の費用は約12,800円(税込)となっています。iPhone 14以降のモデルでは、バッテリー構造やパーツの仕様の違いから交換費用が15,000円前後(税込)です。
AppleCare+の加入者でバッテリーの最大容量が80%未満であることが確認できれば、無償でバッテリー交換してもらえます。
非正規の修理業者による価格相場
非正規の修理業者では、5,000円〜8,000円の間でバッテリーを交換してもらえることが多いです。さらに安い費用で、4,000円台でバッテリー交換を行っている業者も存在します。
しかし、費用の安さだけで判断するのではなく、利用されている部品の品質やアフターサポートの有無も事前に確認することが大切です。
バッテリー交換以外ではナオセル買取で処分するのもおすすめ
バッテリー交換をしてまで今のiPhoneを利用し続けることに負担を感じる場合は、スマホ買取業者のナオセル買取へお気軽にご相談ください。ナオセル買取では、バッテリーの持ちが悪くなったiPhoneでも買取可能です。
査定額は新しいモデルの機種購入の資金にすることもできるので、交換か買取かで悩んでいる方は、まずはナオセル買取の無料査定を依頼してみるとよいでしょう。
iPhoneのバッテリー交換は正規・非正規の業者選びが大切
Phoneのバッテリー交換は、利用状況や予算などによって最適な選択肢が異なります。安心感を重視するなら正規店、費用を抑えたいなら非正規店の選択肢があるように、自分にとって最適な選択を見極めることが大切です。
正規・非正規の修理業者の特徴や費用の違いなどをしっかり理解したうえで、自身が納得できる選択肢でバッテリーを交換しましょう。
