iPhoneの画面が真っ暗!ブラックアウトしたiPhoneを処分する前の初期化方法を解説します。
「iPhoneの画面が急に真っ暗になった」「電源はついているのに、画面が映らない」。
突然起きるブラックアウト、とても困りますよね。
今回はなぜiPhoneの画面がつかなくなるのかその原因を解説します。
また、画面がつかないことをきっかけにiPhoneを処分したいのに、初期化できないとお悩みの方へ初期化方法を解説します。
ブラックアウトの原因7つ
画面がつかなくなる場合次のような原因があります。
原因1 バッテリー切れ(充電不足)
ブラックアウトの原因で一番多いのはiPhoneのバッテリー切れです。
充電が10%ほど残っていた場合でも、電波状況や同時にたくさんのアプリを起動していることで一気に充電が0になると電源がつかなくなります。
バッテリー切れの場合は、電源ボタンを押すと電池切れを示すマークが表示されるのですぐに分かりますがあまりにも充電が足りないときは電池切れマークが表示されなくなります。
この場合はサイレントボタンを押してみましょう。iPhoneが振動するか・音がなっているかを確認し何も反応を感じることができなければ、バッテリー切れが原因です。
バッテリー切れが原因の場合は充電すると改善されます。
原因2 バッテリーの劣化
バッテリーが劣化すると、突然のシャットダウンを繰り返すことがあります。
スマホに使用されているリチウムイオン電池の寿命は3年と言われています。
劣化したバッテリーは最悪の場合発火や爆発の危険さえあります。
「充電が減るのが早くなった」「バッテリーが膨張してスマホ本体に膨らみを感じる」という場合はバッテリーの交換が必要です。
原因3 バックライトが切れている
iPhoneの画面には「バックライト」といわれる明るさを調整するための部品がついています。
バックライト切れると画面はつかなくなります。
この場合はiPhoneの側面にある消音モード(マナーモード)スイッチを切り替えてみてください。
マナーモードに切り替えるときにiPhoneは振動するので、振動があれば電源は入っていることになり、この場合はiPhoneの強制再起動により改善されることがあります。
原因4 水没や落下の影響
iPhoneの内部に水が入ったり落下したときに、iPhoneが故障し画面が暗くなることがあります。
これによりiPhoneのハードウェアが損傷を受けたり、画面奥のバックライトや基盤が損傷し、画面を照らせない状態になります。
この場合は修理が必要です。
原因5 ディスプレイケーブルの外れ・故障
ディスプレイテーブルは、iPhoneの内部でデバイスとディスプレイをつないでいるパーツです。
落下や強い衝撃が加わったりすることで、ディスプレイテーブルの故障が起きる可能性があります。
断線だけが起こることに関しては稀なことで、ほとんどがガラス割れや液晶割れが一緒になっています。
この場合は修理に出さなければ改善されません。
原因6 液晶の不良
iPhoneの画面は表面ガラス奥にタッチセンサー・液晶・バックライトがある多層構造です。
液晶テーブルに破損が起きたりコネクタが外れると、ブラックライトがおきます。
内部を修理する必要があるので業者に委託しましょう。
原因7 ソフトウェアやアプリの不具合やバグ
ウェブサイトの閲覧やアプリ使用中に突然操作ができなくなり、画面が真っ暗になったときは、ソフトウェアやアプリの不具合・バグが原因の可能性があるでしょう。
アプリがフリーズしているだけの場合は、ホームボタンを2度押しすればマルチタスクが開くので、フリーズやブラックアウトになっていたときに使っていたアプリを終了してみましょう。
または電源を一度きり、再度つける方法もあります。
電源ボタンを長押しして電源オフの確認画面が表示されれば、そのまま電源を切ってもう1度起動すれば復旧します。
画面がつかなくなったiPhoneを処分したい。初期化できないときの対処方法
ブラックアウトによって画面がつかなくなった場合、修理に出すこともあれば処分や買い替えを検討することもあるでしょう。
画面がつかなくなったiPhoneであっても大事なデータは詰まっているためデータの削除・初期化を行わなければ個人情報流出の危険があります。
壊れたiPhoneの処分方法は以下の記事で解説しているので処分方法が気になる場合はご確認下さい。
今回は画面がつかなくなったiPhoneの初期化方法を解説します。
一般的にはiPhoneの設定画面から行いますが、ブラックアウトしている場合は画面操作ができずこの方法では初期化できません。
通常の方法で初期化できないiPhoneの場合は次のいずれかの方法で初期化を試してみましょう。
初期化方法1:iPhone本体で初期化する
iPhoneの画面がつく場合はiPhone本体を操作して初期化することができます。
1 ホーム画面から「設定」をタップします
2 「一般」をタップします
3 画面を下にスクロールして「リセット」をタップします
4 「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップします
初期化方法2:iTunesをつかってiPhoneを初期化する
1 iPhoneをlightningケーブルでPCに接続し、iTunesを起動します
2 iTunesの画面でiPhoneのアイコンをクリックします
3 「概要」タブを開き、「iPhoneの復元をクリックします
4 「復元」をもう一度クリックして、出てきたメッセージに同意します
5 復元が完了するとiPhoneは初期化されます
初期化方法3:DFUモード(Apple非推奨のため自己責任で行いましょう)
この方法はApple非推奨の方法なのでAppleのサポートを利用できなくなる可能性があり注意が必要です。こちらもiTunesを使用します。
1 iPhoneをlightningケーブルでPCに接続し、iTunesを起動します
2 スリープボタンを3秒ほど長押しします
3 iPhone7以前の機種はすぐにホームボタンとスリープボタンを10秒ほど長押しします
iPhone7以降の機種はすぐに音量を下げるボタンとスリープボタンを10秒ほど長押しします
4 スリープボタンだけ指を離して、ホームボタン(もしくは、音量を下げるボタン)はそのまま押し続けます
5 「iTunesがリカバリーモードのiPhoneを見つけました」と表示されたら成功です
6 「復元」を選んで、指示の通りに進めます
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