中古スマホ選びはリスクを回避して対策することが大切
中古スマホは価格が安いだけではなく、コストを抑えつつ機種変更できるため人気が高いです。しかし、中古スマホの安全性に不安や疑問を抱くスマホユーザーは多いです。
今回の記事では、中古スマホが抱えているリスクとリスク回避の方法を詳しく解説します。中古スマホを購入を検討しているユーザーは、ぜひ最後までご覧ください。
中古スマホが抱えている6つのリスク
中古スマホは、以下の6つのリスクを抱えています。
- 赤ロムの端末も販売されている
- 本体の状態や性能が悪いことがある
- 有害なアプリの導入リスクがある
- 以前のユーザーの個人情報が残っていることがある
- バッテリーが劣化している可能性がある
- 端末保証がない場合が多い
各リスクの内容について、詳しく解説します。
リスク1:赤ロムの端末も販売されている
中古スマホのなかには、通話やデータ通信ができなくなっている「赤ロム」という状態の端末が販売されていることがあるため、対策が必要です。
以前のユーザーが端末の分割払いを滞納していたり、盗難や紛失による報告がキャリアに入ったりしたことによって、赤ロムの状態になってしまいます。
リスク2:本体の状態や性能が悪いことがある
中古スマホは見た目が綺麗だとしても、タッチパネルの感度が悪くなっていたり、スピーカーやマイクが正常に機能しなかったりするなど、日常使用に支障が出る不具合が出てしまう可能性があります。
防水機能付きのモデルであっても、防水性能は使用期間によって劣化してしまうため、購入してからすぐに水没トラブルになるケースも珍しくないです。
リスク3:有害なアプリの導入リスクがある
初期化が不十分な中古スマホには、個人情報を抜き取ったり、広告が大量に表示されて使いにくくしたりするなどの被害を引き起こすような有害なアプリが導入されているリスクもあります。
フリマアプリやオークションサイトでは、初期化が不十分で有害なアプリが導入されたままの状態の中古スマホが販売されている傾向が高いです。
リスク4:以前のユーザーの個人情報が残っていることがある
一部の購入先では、以前のユーザーの個人情報が消されていない状態で中古スマホが販売されています。
中古スマホのなかに個人情報が残ったままになっている場合、情報漏洩のリスクだけではなく、自分がトラブルに巻き込まれてしまう可能性があるため危険です。
リスク5:バッテリーが劣化している可能性がある
中古スマホでは、購入時点ですでにバッテリーの最大容量が80%以下に低下しており、充電の持ちが悪い、突然電源が切れるなどのバッテリーに関するトラブルが起きることがあります。
動画視聴やゲームなど、バッテリー消費が激しい使い方をするユーザーには深刻な問題です。
リスク6:端末保証がない場合が多い
中古スマホは端末保証が付いていないことが多いため、不具合が起きた際の修理費用は全額が自己負担になります。
販売店が独自の保証を設けていることもありますが、保証内容が限定的だったり自然故障しか対応していなかったりします。
中古スマホが抱えているリスクを回避する6つの方法
中古スマホが抱えているリスクを回避するために、以下の6つの対策方法を実施しましょう。
- IMEI(製造番号)を確認してキャリアの専用サイトで調べる
- 本体の状態や性能に異常がないのか確認する
- バッテリーの最大容量を確認する
- ウイルス対策のために初期化する
- データ消去サービスを実施している購入先を利用する
- 端末保証と返品ポリシーの有無を確認する
各方法について、詳しく解説します。
方法1:IMEI(製造番号)を確認してキャリアの専用サイトで調べる
中古スマホを購入する際には、IMEI(スマホの製造番号)の確認は必須です。
購入前には、必ず端末のIMEIをキャリア(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル)の専用サイトで入力しましょう。専用サイトで「○」の表示がある端末は問題ありませんが、「×」と表示されている場合は購入を避けるべきです。
方法2:本体の状態や性能に異常がないのか確認する
中古スマホの性能や操作性に異常がないのか確認し忘れた場合、購入後に不具合が出てしまうことがあります。タッチ操作の反応や画面の明るさ、スピーカーやマイクの動作、OSのバージョンなどを確認しましょう。
フリマアプリの商品説明のページに「動作確認済み」の記載がされているのか調べたり、店舗で動作チェックを依頼したりして対策しておくことが大切です。
方法3:バッテリーの最大容量を確認する
中古スマホのバッテリーの最大容量が85%以下であれば劣化が進んでおり、すぐに充電の持ちが悪くなる可能性があります。
iPhoneでは、設定アプリから「バッテリーの状態と充電」の項目に進むとバッテリーの最大容量が確認できます。Androidはメーカーによって表示方法が異なるため、専用のアプリで確認するのが一般的です。
方法4:ウイルス対策のために初期化する
中古スマホは以前のユーザーの使用用途が不明であるため、セキュリティリスクも考慮する必要があります。ウイルスが導入されている端末を購入した場合、個人情報の流出や悪用などの被害に遭ってしまう可能性があります。
中古スマホの購入後は初期化を行って、すべてのデータを消去してから自分用に設定を始めましょう。設定アプリから「リセット」または「すべてのコンテンツと設定を消去」の項目を選ぶことによって、初期化を実行できます。
方法5:データ消去サービスを実施している購入先を利用する
中古スマホを安心して購入したいユーザーには、データ消去サービスを行っている購入先を利用するのがおすすめです。
データ消去サービスを提供している販売業者は、第三者機関の認定を受けたデータ消去ソフトを使うことによって、以前のユーザーの情報を完全に削除しています。
余計な情報が残っていない状態で中古スマホが販売されているため、安心して購入できます。
方法6:端末保証と返品ポリシーの有無を確認する
中古スマホの購入後に不良品を選んでしまったことが分かったり、不具合が発生してしまったりした場合に備えて、購入先の保証内容や返品ポリシーを確認しておきましょう。
中古スマホ専門の販売店や信頼の高いECサイトでは、購入から7〜30日間の初期保証を付けていることがあります。端末保証や返品ポリシーに加入できる購入先を選ぶことによって、購入後のトラブルを最小限に抑えられます。
中古スマホの購入先はナオセルフリマがおすすめ
中古スマホを購入する際に安全性を重視するユーザーには、「ナオセルフリマ」という中古スマホ専門のフリマアプリの利用がおすすめです。
ナオセルフリマでは出品されているスマホの状態(本体のキズやバッテリーの劣化具合など)がしっかり記載されており、状態に納得した上で購入できます。購入後にトラブルが発生した場合には端末保証の制度も備わっているため、安心して取引を進められます。
価格面は非常に良心的であり、他のフリマアプリや中古販売店に比べて安価なケースが多いです。中古スマホの購入を検討しているユーザーは、ぜひナオセルフリマを確認してみてください。
