画面が動かない！主な原因と8つの即効性ある対処法
スマートフォンを使っていて、画面をタップしてもスワイプしても全く反応しない、フリーズしてしまうといった症状に遭遇すると、非常に焦ってしまいますよね。大切な連絡や緊急の用事がある時に限って、画面が固まってしまうとパニックになりがちです。
スマホの画面が反応しない原因は、深刻な故障だけでなく、「タッチパネルの一時的なバグ」や「簡単な設定ミス」など、比較的すぐに解消できる理由で起こっていることも珍しくありません。
今回の記事では、スマホの画面が無反応になる主な原因を特定し、今すぐ試せる具体的な対処法を8つ解説します。さらに、自力で解決できない場合の修理価格の相場までご紹介。画面が反応しない症状で悩んでいる方は、ぜひ最後までご覧ください。
スマホの画面が反応しない症状が発生する5つの原因
スマホの画面が反応しない症状が発生する原因は、次に紹介する5つです。各原因について、詳しく解説します。
原因1：指が乾燥している
スマホの画面が反応しない原因として見落とされがちなのが、指先の乾燥です。スマホの画面は、静電気を感知して動作する「静電容量方式」が採用されています。静電容量方式は皮膚の水分や油分で認識するため、指が乾燥していると反応しません。
原因2：高負荷なアプリを利用している
スマホの画面が反応しない症状は、高負荷でCPUを大量に消費するようなゲームや動画編集などのアプリの長時間利用が原因で発生することも多いです。CPUの処理能力を超えてしまった場合、画面が固まったりタップが効かなかったりして画面が反応しなくなります。
原因3：画面に破損や汚れがある
画面に破損や汚れがある場合、スマホの画面が反応しなくなります。目立たないヒビ割れでもセンサー部分が損傷していれば、画面が無反応になりやすいです。指紋やホコリなどの汚れが付着している状態でも指の動きを読み取れなくなるため、画面の反応が悪くなります。
原因4：ストレージの容量が80%を超えている
スマホの画面が反応しない原因が、ストレージの容量が80%を超えていることである可能性も高いです。スマホは、アプリやOSのデータを一時的に保存している作業スペースとしてストレージを利用しています。ストレージの容量が少ないと作業スペースが確保できなくなって処理速度が低下するため、画面が反応しなくなりやすいです。
原因5：空気が入っている状態で保護フィルムを貼っている
保護フィルムの貼り方が悪い状態では、画面の感度に悪影響を及ぼします。保護フィルムと画面の間に空気が入り込んでいる場合、空気が入っている部分の感度が著しく低下してしまうため、スマホの画面が反応しなくなります。
スマホの画面が反応しない時に有効な対処法8選
スマホの画面が反応しない時は、次に紹介する対処法を実施してください。各対処法について、詳しく解説します。
対処法1：画面の破損で修理に出す
スマホの画面に破損がある場合は、修理が必要です。Appleやキャリア独自の保証に加入していれば、数千円で修理してもらえます。保証がない場合でも、非正規の修理業者では一般的な修理費用の相場よりも安価で修理してもらえます。
対処法2：画面を綺麗に掃除する
スマホの画面に汚れがあると反応しなくなるので、定期的に綺麗に掃除しましょう。掃除をする際は、柔らかい乾いた布を利用して画面を優しく拭いてください。
対処法3：スマホ本体を再起動する
スマホの画面が反応しない場合、内部で無駄に動いていた処理やエラーがリセットされるので再起動で改善されることも珍しくありません。iPhoneでは、電源ボタンと音量ボタン(上や下のどちらでも構いません)の長押しで再起動できます。Androidであれば、電源ボタンの長押しによって表示される「再起動」の項目をタップすることで再起動が実施されます。
対処法4：指先をハンドクリームで保湿する
ハンドクリームを利用して指先の水分を補うことで、スマホの画面の感度が回復することが多いです。しかし、塗った直後に触ると画面が汚れるので、しっかりなじませてから触ってください。
対処法5：不要な写真・動画・アプリがあれば削除する
スマホのストレージ使用率が80％を超えている場合、システム全体の動作が不安定になってしまい、画面が反応しなくなります。不要な写真・動画・アプリは削除することによってストレージの容量が増えるため、スムーズに操作できるようになることが多いです。
対処法6：保護フィルムを空気が入らないように貼り直す
空気が保護フィルムと画面の間に入っている場合、スマホの画面が反応しにくくなります。対処法として、保護フィルムを丁寧に剥がして貼り直す、もしくは新しい保護フィルムに交換するのが効果的です。貼る際には事前に画面のホコリや油分をしっかり除去して、空気が入らないように注意しながらゆっくり貼りましょう。
対処法7：強制再起動を実施する（iPhone／Android別）
画面がまったく反応しなくて通常の操作では電源を切れない場合、強制再起動を実施してください。強制再起動は、スマホのシステムを強制的にリセットして再起動させることで一時的なフリーズやエラーが解消できる対処法です。
iPhoneの場合、音量アップボタンを押してから音量ダウンボタンを押して、Appleロゴが表示されるまでサイドボタン長押しすることで強制再起動が実施されます。Androidでは、電源ボタンと音量ダウンボタンを10秒以上同時に長押しすることで強制再起動が行えます。
対処法8：バッテリーを完全放電させてから充電する
バッテリーを完全放電させてから充電する方法は、電源が切れなかったり、通常の再起動もできなかったりした場合に実施してください。バッテリーを0%にした後に充電することによって、内部のエラーがリセットされてスマホを正常な状態に戻せる可能性があります。
画面が反応しないスマホの修理費の相場
スマホの画面修理の費用は、ガラス部分だけが割れているような軽度であればiPhoneで1万円〜2万円前後、Androidでは8,000円〜15,000円ほどが相場です。
一方で、液晶や有機ELパネルまで損傷しているような重度になると、iPhoneで2万円〜4万円、Androidでは2万円〜3万円台になることも珍しくありません。
正規の修理業者は品質面で安心ですが、費用は高めです。非正規修理業者は価格が正規店での相場よりも安いですが、修理用の部品が純正ではなかったりメーカー保証が受けられなくなったりするリスクもあります。
スマホの画面が反応しなくてもナオセル買取では買取対象
スマホ買取業者のナオセル買取では、画面が反応しないスマホでも買取対象になります。画面が操作できないスマホでも、内部の基板やバッテリーなどのパーツには需要がある場合が多いため、満足していただける査定額を提示できることも珍しくありません。
データ消去の対応もナオセル買取側で行いますので、リスクなく買取サービスをご利用いただけます。画面が反応しないスマホを持っている方は、まずはナオセル買取のオンラインでの無料査定を受けてみてください。
スマホの画面が反応しない時は適切に対処しましょう
スマホの画面が反応しない時は、簡単な対処法で改善できることが多いです。あらゆる対処法を実施しても改善しない場合は、修理を検討してみてください。今回の記事で紹介した対処法を参考にして、焦らずに原因を見極めてから適切に対処しましょう。
