【失敗談から学ぶ】Apple Trade Inを成功させる方法
Apple製品を買い替える際、誰もが利用を考える便利なサービスがApple Trade In（アップル・トレードイン）です。しかし、「せっかく申し込んだのに、Apple側で突然キャンセルされてしまった」という事例は決して少なくありません。
下取りがキャンセルされるのには、実は明確なパターンと理由があり、そのほとんどが事前の簡単なチェックや手続きで防げるものです。
今回の記事では、Apple Trade Inの基本情報やキャンセルされてしまう事例、有効な対処法、キャンセル後に行った方が良い対応を解説します。Appleの下取り手続きを成功させるために、ぜひ最後までご覧ください。
Appleの公式下取りサービス「Apple Trade In」の基本情報
Apple Trade In（アップル・トレードイン）は、Appleが公式に提供している非常に便利な下取り・リサイクルプログラムです。
不要になったiPhone、iPad、Mac、Apple WatchなどのApple製品をApple側へ送付することで、専門家による査定を受けられます。その査定額は、新しいApple製品の購入費用（割引）に充当できるほか、Apple Gift Cardとして受け取ることも可能です。
このサービスを利用すれば、古いデバイスをただ廃棄するのではなく、環境に配慮しつつお得に最新機種へ買い替えることができ、新しいデバイス購入時の実質的な負担額を軽減できるのが最大の魅力です。
Appleから下取りをキャンセルされる「5つの事例」
次にAppleから下取りをキャンセルされる事例について、よくあるものを紹介します。自分の状況に当てはまっていないのか、細かく確認しながらご覧ください。
事例1：本人確認の手続きに不備がある
下取りに出す際は、保険証やマイナンバーカードなどの本人確認書類の提出が必要です。
撮影した書類の写真が不鮮明だったり、本人確認情報の入力フォームの内容と書類の情報に不一致があったりする場合、キャンセルされます。
事例2：Appleの基準以上の著しい劣化がある
端末にAppleの基準異常の著しい劣化がある場合は、キャンセル対象になります。
重度の画面割れやバッテリーが膨張している端末は、キャンセルされることが多いです。
事例3：14日以内の端末送付期限を超過している
Apple Trade Inを利用する際に、スケジュール管理を怠ると下取りが無効になります。
Appleから送付キットが届いても、14日以内に端末を発送しなければキャンセル扱いです。
事例4：Appleが下取り対象としていない付属品を送ってしまう
Appleの下取りサービスでは、端末本体のみが下取りの対象です。
余計な付属品が同梱されている場合、下取りがキャンセルされます。
事例5：IMEIが確認できなくてネットワーク利用制限がかかっている
IMEI(端末の識別番号)が確認できなくてネットワーク利用制限がかかってる場合も、下取りは成立しません。
気づかないうちに端末に利用制限がかかっている方も珍しくなく、問題なく利用できるのにキャンセルされた事例は多いです。
Appleから下取りをキャンセルされないために有効な対処法5選
Appleから下取りをキャンセルされないために、次に紹介する対処法を実践しましょう。各対処法について、詳しく解説します。
対処法1：本人確認書類を綺麗に撮影して不備がないように確認する
本人確認書類の写真をAppleに送信する前に、住所・氏名・生年月日が鮮明に見えているのか確認しましょう。
申し込み時に入力する情報と書類の情報が一致しているのかどうかも、確認してください。
対処法2：下取りキットが届いたら早めに端末を送付する
Apple Trade Inのルールである14日以内の送付期限は、非常に短いです。
自宅に送付キットが届いた日に対応を終えるようにすると、キャンセルされなくなります。
対処法3：送付予定の端末は必ず初期化する
初期化がされていない端末は、アクティベーションロックがかかって第三者が利用不可の状態となるため、Apple Trade Inでの下取りがキャンセルされます。
まずは設定アプリからiCloudをサインアウトして、「iPhoneを探す」の設定をオフにしてください。設定をオフにした後、「一般」から「転送またはiPhoneをリセット」をタップして、「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップすることで初期化されます。
対処法4：端末代金をすべて払い終えてから下取りに出す
端末の支払いが残っているとネットワーク利用制限がかかってしまうため、Apple Trade Inでの下取りがキャンセルされます。
下取り予定の端末のIMEIをキャリアの公式サイトで入力した時に「△」や「×」が出る場合は制限がかかっているため、支払いを完了させた後に申し込んでください。
対処法5：付属品を送付しないようにする
Apple Trade Inで充電ケーブルやイヤホンなどの付属品を同封した場合、下取りをキャンセルされます。
付属品を入れないように注意しながら、端末本体だけを送付してください。
Appleから下取りをキャンセルされたら行った方が良い対応5選
Appleから下取りをキャンセルされたら、次に紹介する対応を行った方が良いです。各対応について、詳しく解説します。
対応1：買取に出す
Appleが基準外と判断した端末でも、買取業者で買取に応じてもらえることが多いです。
キャンセルされたから端末を廃棄するのではなく、買取に出してみるのも検討しましょう。
対応2：フリマサイトに出品する
Appleでキャンセルされた端末でも、フリマサイトでは需要があります。
フリマサイトに出品する端末にジャンク品である旨を記載していれば、修理を得意としていたりパーツ取りを目的にしている方が購入してくれるケースも珍しくありません。
対応3：Apple以外の下取りサービスを利用する
キャリアの下取りプログラムでは画面割れやバッテリーの劣化がある端末でも減額で対応してくれるケースが多いため、下取り手続きをキャンセルされにくいです。
家電量販店が提供している下取りサービスでは、端末を店舗に持ち込むことでポイント還元を受けられます。
Apple以外の複数の下取りサービスを検討して、どこが最もキャンセルされにくくて満足できる査定額を提示してもらえるのか見極めることも大切です。
対応4：修理に出してから再び端末を送付する
画面割れやバッテリー膨張のような著しい劣化がある端末は、Appleの査定基準を満たせずにキャンセルされます。
修理後に再び下取りに出すことで、修理費以上の下取り金額が得られることもあります。
対応5：キャンセル理由を把握して対策したうえで再び下取りに出す
Appleから下取りをキャンセルされたからといって、諦める必要はありません。
キャンセル理由を把握して送付期限の厳守や端末の初期化などの対策を実施すれば、再度の下取りが成功する可能性はあります。
Appleの下取り以外ではナオセル買取がおすすめ
Apple Trade Inで下取りがキャンセルされたり、査定額に満足できなかったりした場合は、ぜひナオセル買取へご相談ください。
ナオセル買取の最大の強みは、ジャンク品状態の端末も100%買取対象となる点です。画面が割れていても、電源が入らなくても、Appleの下取り基準を満たさない端末でも、適正な価値を評価します。
お申し込みはオンラインで完結し、専用の発送キットをご利用いただけるため、梱包や発送の手間はほとんどかかりません。初めて買取を行う方でも、自宅にいながら手軽に取引が完了します。
Apple Trade Inで下取りをキャンセルされた方や、不要な端末を安全かつお得に処分したい方は、ナオセルのサービス活用をぜひご検討ください。
