多くのiPhoneユーザーを苦しめるセキュリティロックアウト
iPhoneを使っていて突然「セキュリティロックアウト」の表示が出たことはありませんか?
「セキュリティロックアウト」の表示が出てしまったiPhoneは一時的に操作不能となってしまいます。セキュリティロックアウトの状態になったことで、8時間ほど使用できなくなってしまうケースも珍しくありません。
今回の記事では、セキュリティロックアウトの原因や解除方法、予防案についても詳しく解説します。どのような方法を試しても解除できなかった時の最終手段として、おすすめの買取業者についても触れていますので、ぜひ最後までご覧ください。
iPhoneのセキュリティロックアウトとは
セキュリティロックアウトとは、不正アクセスからデバイスを守るためにiPhoneに取り付けられている重要なセキュリティ機能です。
俗に「文鎮化」とも呼ばれていて、多くのユーザーを苦しめているセキュリティロックアウトは、特殊な方法で解除しないとiPhoneが使用できなくなってしまいます。
しかし、iPhoneのセキュリティロックアウトが発生する原因や正しい対処方法を理解することで、セキュリティロックアウトの発生リスクを軽減できたり、万が一セキュリティロックアウトが発生した際には早急に解除できたりします。
iPhoneのセキュリティロックアウトが発生する原因
iPhoneのセキュリティロックアウトは、以下の5つが原因で発生します。
- 原因1:パスコードの連続入力ミス
- 原因2:子どもの操作ミス
- 原因3:ゴーストタッチによる誤操作
- 原因4:第三者の不正アクセス
- 原因5:パスコードの記憶違い
各原因について、詳しく解説します。
原因1:パスコードの連続入力ミス
パスコードの連続入力ミスを起こしてしまったことが原因で、ロック時間が段階的に延びてしまい、iPhoneがセキュリティロックアウトの状態になってしまいます。
5回連続の入力ミスでは1分間のロック時間ですが、10回以上間違えるとセキュリティロックアウトの状態になってしまうため、注意しなければなりません。
原因2:子どもの操作ミス
子どもの操作ミスが原因で、iPhoneがセキュリティロックアウトの状態になってしまうことがあります。
子どもはiPhoeの画面をスワイプしたり数字をタップしたりすることを楽しみますが、パスコードの入力画面が表示されている場合、何度も無作為に数字を押すことで誤入力が続いてしまい、セキュリティロックアウトの状態になってしまうことがあります。
原因3:ゴーストタッチによる誤操作
iPhoneの画面が故障している際に発生するゴーストタッチが原因で、セキュリティロックアウトの状態になってしまうことがあります。
ユーザーが操作していないのに画面が勝手に反応してしまう症状を、「ゴーストタッチ」と呼びます。iPhoneを落下させた衝撃で画面がずれてしまったり、液晶パネルが破損してしまったりした時に、ゴーストタッチの症状が出てしまうことが多いです。
原因4:第三者の不正アクセス
第三者が不正にアクセスしようとしたことが原因で、iPhoneのセキュリティロックアウトが発生してしまうことも珍しくありません。
iPhoneはセキュリティ性能が高いため、家族や友人が好奇心からパスコードの入力を試したり、悪意を持った他人が不正アクセスを試みたりして、パスコードの入力を連続で間違えた場合、自動的にセキュリティロックアウトの状態になる仕組みになっています。
原因5:パスコードの記憶違い
パスコードの記憶違いも、iPhoneがセキュリティロックアウトの状態になってしまう原因の一つです。
パスコードを複雑に設定しすぎたり、複数のデバイスで異なるパスコードを使用したりしている場合、パスコードの記憶違いによる入力ミスが続いてしまい、iPhoneがセキュリティロックアウトの状態になることがあります。
iPhoneのセキュリティロックアウトの解除方法
iPhoneがセキュリティロックアウトの状態になった場合、以下の3つの解除方法を試してみましょう。
- iPhone本体での解除方法
- iCloudを利用した遠隔初期化での解除方法
- 専用ツールを使った解除方法
各解除方法について、詳しく解説します。
iPhone本体での解除方法
iPhoneがセキュリティロックアウト状態になった場合、画面に表示される「iPhoneを消去」をタップして、iPhoneに登録されているApple IDのパスワードを入力してください。
Apple IDのパスワードの入力により、iPhone本体をリモート管理しているAppleのサーバーから認証が行われます。認証が完了すると、iPhoneは初期化されてセキュリティロックアウトが解除されます。
iCloudを利用した遠隔初期化での解除方法
iPhoneがセキュリティロックアウトの状態になった場合、他のスマホやPCなどでicloud.comにアクセスして、Apple IDとパスワードでサインインしてください。
iCloudのメニューから「iPhoneを探す」を選択して、アカウントに紐づけられているデバイス一覧を確認します。
セキュリティロックアウト状態のiPhoneを選択し、「このデバイスを消去」をクリックします。Apple IDの認証が求められるため、再度パスワードを入力しましょう。パスワードの入力後にiPhone本体が遠隔で初期化され、セキュリティロックアウトが解除されます。
専用ツールを使った解除方法
iPhoneがセキュリティロックアウトの状態になった場合、PCでPassFabやTenorshareなどの公式サイトにアクセスして、最新バージョンの専用ツールをダウンロードしましょう。
iPhoneをUSBケーブルでPCに接続して、ツールを起動させてください。接続が確認されると、デバイス情報が表示されます。ソフトウェアの指示に従って、「ロック解除」または「パスコード解除」のオプションを選択してください。
専用ツールがiPhoneをリカバリーモードに切り替えて、初期化プロセスを開始させます。初期化が完了すると、iPhoneはセキュリティロックアウトが解除された状態で再起動されます。
iPhoneのセキュリティロックアウトを起こさないための予防案
複雑すぎるパスコードを設定している場合、記憶違いが原因でセキュリティロックアウトの状態になりやすいです。iPhoneのパスコードは適度に覚えやすいものに設定しましょう。
ゴーストタッチが発生する原因には、画面割れや水濡れなどの物理的な問題があることが多いので、iPhoneを丁寧に扱うことも重要です。
iPhoneのセキュリティロックアウトが発生した場合、初期化しないと解除できないことが多いため、データを守るために定期的なバックアップをする必要があります。バックアップがあれば、セキュリティロックアウトの解除後にデータを復元できます。
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